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【申請がわかる】グリーン住宅ポイント制度利用の流れ
2021/6/1
グリーン住宅ポイント制度をいざ利用しようと思っても、何をすればいいのか戸惑う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ポイント利用の流れを確認して、申請に必要なタスクや申請方法について整理します。
自分はどのパターンに当てはまるのか、確認しながら読み進めてください。
目次
グリーン住宅ポイント制度 申請のながれ
グリーン住宅ポイントの申請は、申請のタイミング別に大きく2種類に分かれます。
工事・引き渡し・入居後にポイント発行申請を行う「完了後申請」と、それらが完了する前に、先にポイント発行申請を行う「完了前申請」の2パターンです。
基本は「完了後申請」
②工事・引き渡し・入居完了
③ポイント発行申請(+追加工事へのポイント交換申請)
④ポイント発行
⑤ポイント交換申請
⑥商品到着(商品交換の場合)
※グリーン住宅ポイント事務局サイトより
事務局は「完了後申請」を基本としており、手続き工程もこちらのほうが少なく済むようになっています。
リフォーム工事の一括申請(同一建物内の複数住宅をまとめて申請すること)以外であれば、どの申請区分でも完了後申請で対応可能です。
ただし、ポイントを追加工事へ充当する場合はすこし注意が必要。
ポイント発行申請と追加工事への交換申請を同時に行う必要があります。
つまり、 追加工事への交換を見据えて、先に追加工事契約を行う必要がある ということです。
賃貸住宅の場合はポイント利用用途が追加工事に限定されているため、よく確認しましょう。
「完了前申請」には条件アリ
一方、工事・引き渡し・入居前にポイント発行申請を行う「完了前申請」には、いくつか条件があります。
②ポイント発行申請
③ポイント発行
④ポイント利用
⑤工事完了・引き渡し
⑥商品到着(商品交換の場合)
完了後報告との決定的な違いは、工事や引き渡し完了後に 「完了報告」 が義務付けられていること。
完了書類を期限内に提出しなければ、利用ポイント相当の金額を返金する必要があります。
完了報告は申請区分や実際に住まう階数(集合住宅の場合)によっても期限が異なります。
報告に必要な書類を集めるにも時間がかかることから、完了次第早めの報告を心がけましょう。
また、計画変更等で申請したポイント数よりも、実際の利用ポイント数が下回った場合も返金を求められています。
完了前申請を利用できる申請区分(住宅の種類)にも条件があります。
申請区分 | 可否 | |
新築 | 〇 | |
既存 | × | |
リフォーム | 戸別(1戸の住宅) | 〇※ |
一括(同一建物内の住宅を複数まとめて申請) | × | |
賃貸 | 〇 |
※工事代金1,000万円以上(税込)の場合のみ
既存住宅や、リフォームの場合でも工事代金が1,000万円未満の場合は、必ず完了後申請を利用しなければなりません。
商品交換と追加工事充当のタスクの違い
ポイントを商品と交換する場合と、追加工事に充当する場合の違いも確認しておきましょう。
ポイントを商品に交換する場合
②工事・引き渡し・入居完了
③ポイント発行申請
④ポイント発行
⑤交換商品申し込み
⑥交換商品が手元に届く
商品交換の場合は、煩雑なタスクはありません。
発行申請に必要な書類を揃えること、申請から発行までにすこし時間がかかる可能性があるので、スケジュールに余裕をもって行うようにしましょう。
ポイントを追加工事に充当する場合
②工事・引き渡し・入居完了
③ポイント発行申請・ポイント交換申請
④ポイント発行(=施工業者への代金支払い)
商品交換と異なる点は以下の2つ。
- ポイント発行申請を「施工業者・販売事業者」が施主・購入者の代理で行う
- ポイント発行申請とポイント交換申請を同時に行う
完了後申請を行う場合は、ポイント発行申請を見据えて先に追加工事契約を取り交わす必要があります。
まとめ
申請の流れについて確認しました。
- ポイント発行申請は「完了前申請」「完了後申請」の2種類
- 基本は「完了後申請」
- 「完了前申請」は申請区分によって利用の条件がある
- 完了前申請は「完了報告」が必須
- 「完了報告」は申請区分・住宅環境によって期日が異なる
- 完了後申請・工事充当の場合は先に追加工事の契約が必要
さまざまな申請パターンが存在しますが、基本の流れを押さえていればまずOK。
自身のタスクを整理し、申請の準備を早めに済ませましょう。
※このページに掲載されている情報は、2021年3月22日現在のものです。
制度予算の状況等により、内容が変更になる可能性があります。
最新の情報については、事務局公式サイトをご確認ください。
参考https://greenpt.mlit.go.jp/タグ
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