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グリーン住宅ポイントのポイント加算条件とは ―三世代同居仕様の住宅―
2021/6/14
グリーン住宅ポイント制度で申請することによって付与されるポイントは2種類あります。それは、基本ポイントと加算ポイントです。
条件に該当すれば、両方をプラスして得られるので、しっかり確認しましょう。
ちなみに、基本ポイントの最大は40万ポイントですが、加算ポイントが認定されればプラス60万ポイントが更に上乗せとなり、合計で最大100万ポイントになるというわけです。
この差は大変大きいので、ぜひ見逃さないようにしましょう。
目次
ポイント加算条件
このポイント加算条件ですが、前提として既にほかの記事でご紹介していますが、「高い省エネ性能等を有する住宅」もしくは「一定の省エネ性能を有する住宅」の性能を有する新築住宅の購入またはリフォームをおこなった住宅でないとそもそもポイントの発行申請ができません。
そのうえで、ポイント加算条件に当てはまる方はさらにポイントが加算されるという仕組みです。
ポイント加算の要件は?
- 東京圏の対象地域からの移住のための住宅
- 多子世帯が取得する住宅
- 三世代同居仕様である住宅
- 災害リスクが高い区域からの移住のための住宅
本記事では、「三世代同居仕様である住宅」の加算要件に絞ってご紹介します。
加算されるポイント数
建築または購入する新築住宅 | 加算されるポイント数 |
高い省エネ性能等を満たす場合 | 60万ポイントを加算 (合計100万ポイントを発行) |
一定の省エネ性能を満たす場合 | 30万ポイントを加算 (合計60万ポイントを発行) |
三世代同居仕様住宅とは?
キッチン、浴室、トイレ、玄関のうちどれか2つ以上の設備が複数個所ある住宅のことです。
ただし、二世帯住宅など、住居内で行き来ができない住宅については、別住戸※となるため、今回の三世代同居住宅には該当しません。
※加算ポイントには認定されませんが、要件を満たしていれば、それぞれを別の新築住宅としてポイント申請ができます。
各設備の認定詳細
事務局の確認方法
工事計画書等の別紙・三世代同居仕様住宅申告書とあわせて、住宅の平面図の提出が必要となります。
平面図には該当する設備がきちんと確認できるように、マル印などを記載して分かりやすくしましょう。
- キッチン、浴室、便所(トイレ)、玄関のいずれか2つ以上の設備が複数箇所あること
- 1の複数箇所同士が、住宅内部で行き来できること(内部ドアがあり、施錠しなければ行き来できるものを含む)
上記の通り各設備を確認し、住宅の平面図に書き入れて提出しましょう。
事務局の確認に必要な書類
三世代同居仕様の対象となる住宅であることを証明するためには、工事の施工業者または、販売事業者(販売代理を含む)が用意しなければならない、「三世代同居仕様住宅申告」が必要になります。
指定の書類様式と見本についてはこちらになります
公式サイト
https://greenpt.mlit.go.jp/doc/3-family_house.pdf
※PDFデータです
さいごに
申請者が対象の住宅に居住する必要はありますが、必ずしも実際に三世代が同居しなければいけないわけではありません。
あくまで複数世帯が同居できる住宅仕様への支援を行うための要件です。
その他、詳しい要件内容や提出書類の詳細、ポイント発行申請の流れなどについては公式の事務局サイト、または、グリポMagazineの他の記事もぜひご参照ください。
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