グリーン住宅ポイントのポイント加算条件とは ―多子世帯が取得する住宅―

2021/6/10

グリーン住宅ポイントのポイント加算条件とは ―多子世帯が取得する住宅―

グリーン住宅ポイント制度で申請することによって付与されるポイントは2種類あります。それは、基本ポイントと加算ポイントです。

条件に該当すれば、両方をプラスして得られるので、しっかり確認しましょう。

ちなみに、基本ポイントの最大は40万ポイントですが、加算ポイントが認定されればプラス60万ポイントが更に上乗せとなり、合計で最大100万ポイントになるというわけです。

この差は大変大きいので、ぜひ見逃さないようにしましょう。

目次

    ポイント加算条件

    このポイント加算条件ですが、前提として既にほかの記事でご紹介していますが、「高い省エネ性能等を有する住宅」もしくは「一定の省エネ性能を有する住宅」の性能を有する新築住宅の購入またはリフォームをおこなった住宅でないとそもそもポイントの発行申請ができません。

    そのうえで、ポイント加算条件に当てはまる方はさらにポイントが加算されるという仕組みです。

     

    ポイント加算の要件は?

    1. 東京圏の対象地域からの移住のための住宅
    2. 多子世帯が取得する住宅
    3. 三世代同居仕様である住宅
    4. 災害リスクが高い区域からの移住のための住宅

     

    本記事では、「多子世帯が取得する住宅」の加算要件に絞ってご紹介します。

     

    加算されるポイント数

    建築または購入する新築住宅 加算されるポイント数
    高い省エネ性能等を満たす場合 60万ポイントを加算
    (合計100万ポイントを発行)
    一定の省エネ性能を満たす場合 30万ポイントを加算
    (合計60万ポイントを発行)

     

    多子世帯が取得する住宅

     

    具体的な内容としては、18歳未満の子が3人以上いる世帯の場合に、ポイントの加算が受けられます。

    • 18歳未満とは、生年月日が2002年(平成14年)12月16日以降であること。
    • 申請時点において、申請者と3人以上の18歳未満の子の住民票の登録住所が同じ場合。

     

    上記のことから、申請者と子どもが同居していることが条件となるようです。

     

    事務局の確認に必要な書類

    お住まいの自治体から住民票(「世帯全員分」「続柄記載あり」「マイナンバー記載なし」「本籍記載なし」の世帯票を取得して、提出します。

     

    さいごに

    ポイント発行の申請時に加算要件を満たしていることが前提ですので、申請後に、3人目が生まれる・3人目を養子に迎え入れる、などは対象外となりますので、注意しましょう。